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漢方について

生薬の品質にこだわる。

 出川薬局ではお客様の訴える症状を、真剣に伺い、深く理解することからはじめます。


東洋医学理論に基づき症状・体質を捉え、長年の経験の積み重ねにより出来た漢方薬は、体調を整え、免疫力を高め、病気を治します。

漢方薬でなぜ慢性病が治るのか、それは漢方医学は病名ではなく病人を治すからです。

時間をかけ丁寧にご説明し、服用していただいております。

お気軽にご相談下さい。

漢方薬の天然生薬の品質にこだわる。

一般の漢方薬は、インスタントコーヒーのように抽出された液を乾燥しエキス顆粒に加工したものが多くあります。

当店の「薬草煎じ」はお客様の症状に適した生薬を一つひとつ吟味し、良質の生薬が持つ本来の味と香りを生かして調合しています

当薬局では、「薬草煎じ」以外も扱っておりますが、症状の改善に最大の効果が期待できると考えた場合には、出来るだけ「薬草煎じ」を服用して頂きますようにお勧めしております。実際服用いただいたお客様には、煎じて飲んだら遥かに効き目が違ってきたという話をよく伺います。

しかし症状・主訴・服用状況・生活環境などにより、散剤(生薬を微粉末にしたもの)や丸剤(生薬の微粉末を蜂蜜などで練ったもの)の方が服用しやすく、効果的であると判断した場合は、それらをお勧めします。





  • 初回ご相談ではお客様の体調・体質を判断するため、お時間を頂きます。(30~60分)
  • 安全性・品質にこだわった生薬・漢方薬を提供しています。
  • 安心して治療を続けていただくために、服用後もお気軽に相談ください。




漢方薬の天然生薬の品質にこだわる。

当薬局は、50年以上地元の方はもとより遠方の方からも多数ご来店して頂いております。

女性特有の悩みなどもお気軽にご相談ください。(女性スタッフ常勤)

漢方薬と民間薬のちがい

漢方薬と民間薬

漢方という言葉は日本独自のもので、中国から伝わり日本で発展し定着した医学を総称して漢方と呼んでいます。

現在は西洋医学に対して東洋医学と呼ばれ、漢方といえば生薬を用いた薬物療法のことを指します。


漢方は数種類の生薬を合わせ用います。

処方は原典である医学書に一定の名称が記載されています。民間薬の場合ゲンノショウコが胃腸病によいなどと民間伝承による場合が多く、大抵が一種類の薬草です。

また○○湯という名前もつきません。


民間薬は単一の病名や症状を対象に薬を持ち用いますが、漢方はいくつかの症状群(証)を対象にして薬を選定します。

原料

漢方薬は何種類かの薬草を一定の基準に従い配合します。ですのでそのうち一つが欠けると薬の働きは変わってしまいます。

生薬はニンジン、トウキ、など国産のものもありますが、ケイヒ、カンゾウなど多くの生薬は中国をはじめとする海外から輸入されています。


漢方治療について

証について

漢方では「証(しょう)」という特有の表現法があります。そして証とは「証拠の証」であるといいます。現代科学でいえば複合症候群に相当します。しかし、病人の訴える雑然とした自覚症状の組み合わせでなく、漢方の診断方法によって症状を分類した、症状間に有機的な関連をもった複合症状ということです。

例えば、風邪をひき、鼻水、クシャミがよく出てセキも痰も多い、悪寒もする場合、小青竜湯証であるといい、この漢方で直る証拠をもった症候群であるというわけで、漢方が診断即治療あるといわれるゆえんです。

証について

漢方の「モノサシ」

漢方の「モノサシ」

漢方では沢山の病人を訴えを整理する「モノサシ」があります。たとえば陰陽、虚実、寒熱、表裏などです。病の状態をはかる「モノサシ」には虚、実(抵抗力)と寒、熱(性質)を用います。


虚とは虚弱、無力的であり、病気に対して抵抗力がなくなった状態です。

実とは虚の反対で、充実、堅実、緊張的であり、病気に対して抵抗力がある状態をいいます。

虚実とは抵抗力の量的状態をみるわけですが、寒熱は病気の性質をみます。

寒とは「さむい」「冷える」ということですから病気の寒冷傾向の状態をいいます。

熱とは熱性傾向の状態をいいます。

表裏というのは病気の位置をいいます。

表とは体の表面をいい、指でつまめる部位です。

裏とは身体の内部すなわち内腔部(腸管部位)をいい、横隔膜に隣接する部位(胃、肝、肺、食道、気管支)などを特に半表半裏といいます。

陰陽の陰とは日陰、陽とは日当たりの良いなど、病気の状態が陰傾向か陽傾向かと総合判断していきます。


漢方では病気の原因を気、血、水の三つに分けて考えます。

気とは精神、又は精神神経系の働きや、身体のエネルギーのもとになるのをいい、形なくして働きがあり、血や水を動かす力があります。気は上衝したり、鬱滞したりする傾向があり、気の上衝とはのぼせて気分がいらいらしたり、苦しくなることです。気が鬱滞すれば血や水の運行も渋滞します。

血とは俗に瘀血、古血といい、血行障害などによる症状を指します。瘀血のあるのは、一般的に顔色が赤黒いか青黒くさえません。皮膚や粘膜に紫斑点や青筋などが見られます。

水とは水分の新陳代謝障害、すなわち水分の代謝が円滑に行われていない状態を水毒といいます。胃部の振水音、下痢又は軟便、嘔吐、尿量減少、多尿、浮腫、動悸、めまい、耳鳴、頭痛、多汗、無汗などの症状は水毒によることが多いです。


以上は西洋医学でいう自律神経系、体液系、内分泌系の三つの要因にあたるものであると考えられます。これらのバランスがくずれた状態を病気と名付けるので漢方の処方はこれらの調和をはかるように作られるといえます。


漢方の「モノサシ」

五官にたよった診断

体温計、レントゲンや血圧計などがない昔は五官である目で視、耳で聴き、鼻で嗅ぎ、口で質問し、手で触れてシコリとか脈とかを診て、病気の症状や、体質の強弱、病気の位置や性質などを総合的に判断して薬を選定していました。

これらを望診(目)、聞診(耳、鼻)、問診(口)、切診(手)といいまた四診ともいいます。

病名よりも病人の訴えが重要

現代科学ではまず検査し、病名がつけられ、治療となりますが、江戸時代では検査の機械や器具、まして試薬もない時代なので、病名を決めるよりも病人の訴えの自覚症状や他覚症状を総合的に捉えて、漢方薬を選定し治療していました。

一例としてご紹介しますと、神経症の方で、胃弱の傾向があり咽喉部から胸元にかけて痞塞感を訴えるときは、半夏厚朴湯という漢方を服用してもらい、喜ばれる場合があります。このように病気らしくない病気に漢方が力を発揮する場合も少なくありません。

漢方相談

漢方は病人の訴える自覚症状、そして生活環境、他覚症状が薬を選定する場合に重要となります。個々の症状を尿を例に例えると、色の有無、量、回数など詳しく関連付けて判断することにより、的確な薬を選定できるわけであります。

漢方薬の選別にはのむ方の顔色や話し方、声の強弱なども参考にします。

ですからなるべく漢方相談には本人においでいただきます。

四季の病と養生と漢方治療

我々人間の身体にとっても病気の大きな原因になることが中国伝統医学(中医学、日本では漠方医学と呼ばれる)の基本理念になっています。
天は一日、一年というサイクルの中で陰陽のバランスを保っています。
その自然界の天地陰陽に狂いがくると、すべての生き物もまた狂いを生じます。

季節の正常な季節感から外れた場合です。たとえば冬は適度な寒さが正常であり、しかし必要以上に寒くなったり、逆に暖か過ぎる、すなわち暖冬になるのは異常となります。

それらの季節の異常が、人間の正常な生理作用を阻害し病気の原因になるということです。また、自然界は正常な季節感を発揮しているのに、人間側がそれらに順応しないことによって、すなわち不摂生をすることで病気の原因を作ることにもなるのです。

正常な対応こそが「養生」ということになります。

四季(春夏秋冬)の季節の特徴を知り、自然界とどのように対峙すれば、我々人間側が健康で人生を全うできるかを正しく知るためには、中国伝統医学の基礎理念が書かれた古典の理解をする必要があります。

春の病と養生と漢方治療

人々は少し遅く寝て、早めに起き、庭に出てゆったりと歩き、髪を解きほぐし、身体をゆったりさせ、気分的には何かを始めようという意欲を持つのが良い。
春の気に応じないとは、早めに寝てしまい、朝もなかなか起きて来ない。日が上がっても家の中に閉じこもって行動しようとしない。

夏場は陽気が盛んになるので、少しくらいの寒さや冷たいものを摂っても平気なわけです。


主訴治療原則治療気味代表生薬
肝気の停滞および血瘀証イライラ、抑鬱、胃痛、頭部の粘膜の炎症
発散、疏肝、活血化瘀辛味紫蘇(辛、温)・柴胡(苦・微辛、微寒)・紅花(辛、温)
肝熱実証イライラ、怒りやすい、のぼせ、口苦、胸脇苦満
疏肝情熱
苦寒柴胡(苦・平)・黄芩(苦、寒)・枳実(苦、寒)
肝気虚証神経疲れ、不眠、心悸補肝寧神酸味もしくは甘味酸棗仁(酸、平)・五味子(酸、温)・小麦(甘、平)・大棗(甘、平)
肝血虚証
筋肉のひきつり補血甘味当帰(甘、温)

夏の病と養生と漢方治療

天の気は降りて、地の気は昇り、上下の交流が十分になされて、万物が花咲き実を結ぶ。人は遅めに寝て、早めに起きて、日中の長さを嫌がらずに十分活動的であるべきで気持ちを愉快にして怒ることはしないように、自然界の花々が満開になるように心も満開に開け放つことが大切です。すべて開放的で外に発散すべきです。これが夏の気に応じた養生の道理です。

活動的な時期であります。言いかえれば陽気が一番多くなる時期です。


陽の部位にエネルギーが一番多くなる時期、すなわち身体外表部に陽気がたくさん集まってくる時期といえます。陽気は気血津波を消費して一年の中で一番身体は活動的な生理状態になっています。

夏場は、陽気を養うことが大切です。

しかしそのために陽気が多くなりすぎて陰精を損なわないように、身体を冷やす環境や食生活をしがちですが、それも度を越さないように注意する必要があります。


人は遅めに寝て、早めに起きて、日中の長さを嫌がらずに十分活動的であるべきで、気持ちを愉快にして怒ることはしないように、自然界の花々が満開になるように心も満開に開け放つことが大切です。すべて開放的で外に発散すべきである。これが夏の気に応じた養生の道理です。


主訴
治療原則
治療気味
代表生薬
心の血熱証のぼせ、赤ら顔、血管の充血清熱涼血苦寒
黄連(苦、寒い)・黄柏(苦、寒)・知母(苦、寒)・大黄(苦・寒)
暑邪による水分代謝障害、攉乱水逆証小便不利、下痢、嘔吐、口渇化気行水、運脾除湿苦味、淡味
白朮(苦、温)・沢瀉(甘・淡、寒)
疑寒証心疑寒=挟心痛
胃疑寒=胃痛、下痢
肝血疑寒=クーラー病、筋肉の冷え痛み
温中散寒辛温
薤白(辛、温)・乾姜(辛、温)・細辛(辛、温)・呉茱萸(辛、温)
脾虚痰飲証食欲不振、胃もたれ、胃内停水、嘔吐下痢、胃腸風邪燥湿運脾、解表化湿、行気和胃
苦温、辛温白朮(苦、温)・藿香(辛、微温)・陳皮(辛、温)
心脾両虚証夏バテによる疲労倦怠感、息切れ、動悸補気酸味+甘味五味子(酸、湯)・酸棗仁(酸、平)、人参(甘、微寒)

秋の病と養生と漢方治療

立秋から立冬の前日までの三カ月間です。
気持ちを外に働かせないで、肺気を清浄に保持しなければいけない。これが秋に適応した養生の通りです。

春は、陽気が発散し始める時期です。そして、夏はすべての気が活動的に交わる時期であるから、エネルギーをどんどん消費して自然界すべてが活動的な時期です。
それに対して、秋は、エネルギーをため込み始める時期です。さらには冬は、エネルギーを一番ため込む時期になります。そのために、秋と冬は「陰気の働き」が重要になります。

秋に疲れが出ると呼吸器疾患を伴った疲労倦怠期の病気になります。

空が暗くなったら眠り、心を安らかに静かにし、秋の粛殺の気候の人体に対する影響を緩和させ、神気を収斂して、秋の気をもって春夏の陽から陰へと平定に収めます。気持ちを外に働かせないで、肺気を清浄に保持しなければいけない。これが秋に適応した養生の道理です。


主訴
治療原則
治療気味
代表生薬
肺気虚証疲労倦怠感、息切れ、咳、鼻水斂肺止咳、補気潤肺酸味、甘味五味子(酸、湯)・黄耆(甘、温)・麦門冬(甘、寒)
肺寒飲証鼻水、薄い淡、咳、悪寒散寒解表、温肺化飲辛温細辛(辛、温)・乾姜(辛、温)
気逆証、廬病咳き込み、長引く発熱透表世熱苦味柴胡(苦、平)・黄芩(苦、平)・栝楼根(甘・微苦・酸、微寒)
四季の病と養生と漢方治療

五行説では「春は風、夏は暑熱、土用は湿、秋は燥、冬は寒冷」と記載されることがほとんどです。

冬の病と養生と漢方治療

万物の生活機能が潜伏し貯蔵される時です。ですから川や海の水は凍って、地面凍ってひび割れして裂けてしまいます。
そして早めに寝て、日の光が十分に昇ってから少し遅めに起きるのが良い。心は覆い隠すように安静にしているべきです。

夏は「陽中の陽」であり、エネルギーをどんどん消費することが大切と言われるのに対して、冬場は「陰中の陰」であり、動物が冬眠するように、植物が地上部を枯らして地下部に栄養を貯めこむように、すべてのものがエネルギーを貯め込む季節です。

夏場は陽気が外にどんどん向かうことにより外表部に陽気が盛んになります。逆に冬場は、陽気は内に向かうことにより外表部は少なく内部に陽気が盛んになります。
症状は何もやる気がなくて身体がだるく、背中が痛み、息切れして話すこともおっくうになります。

それらが、湿疹、化膿症、咳き込み、のぼせ、高血圧など熱実症状を引き起こすことになります。ただし、本来貯蔵されるべきエネルギーによって津液がまず失われて陰虚を生じます。

『この時には、むやみに陽気を乱しては」いけない。そして少し早めに寝て、日の光が十分に昇ってから少し遅めに起きるのが良い。心は覆い隠すように安静にしているべきです。それは人に話にくい私情を持っているかのようで、自分に利益になることを心の底にしまい込むような心情でいることです。喜んで他人にぺらぺら話すようなことはいけません。厳しい寒さは避けて温かくすべきですが、汗をかいて陽気を洩らすようなことはしてはいけません。これが冬の閉蔵の気の適応した養生の道理です。』


主訴
治療原則
治療気味
代表生薬
表寒実証
頭項強痛、悪寒、発熱、関節痛
発汗解表
辛温、苦温
桂枝(辛、温)・麻黄(苦・温)
表熱実証
発熱、寒気は少し(もしくは無し)。咽痛
辛涼透表、祛風解毒
辛涼
薄荷(辛、涼)石膏(辛、微寒)
気逆証
咳、動悸
斂肺止咳、安神
酸味、鹹味
五味子(酸、湯)、牡蠣(鹹、平)
血虚寒冷証、瘀血証
厥冷、しもやけ
温経散寒、養血通脈、活血化瘀
辛温、甘温
附子(辛、温)・細辛(辛・温)当婦(甘・温)・川芎(辛・温)・桃仁(苦、寒)
腎腸虚証
清穀下痢、厥冷、水腫
温陽益気、散寒化湿
酸味、甘味、辛温、苦味
芍薬(酸、平)・茯苓(甘、平)・附子(辛、温)白朮(苦、温)
腎陰虚証、心腎不交証、腎の陰陽両虚証
枯燥、煩熱、下肢虚弱
滋陰補腎
甘味
地黄(甘、寒)
内熱証、胃熱実証
肥満、過食、便秘
瀉熱通便
苦寒
黄(苦、寒)


漢方相談の予約

ご来店をご希望のお客様へ

漢方相談はご予約なしでも相談の受付可能ですが私どもの薬局では、ご満足いただけるご相談に心がけておりますので、ご来店の際には必ずご予約いただけますようお願い致します。

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ご予約については電話(0568)51-1158まで。


基本料金

漢方薬 価格の目安

  • 大人:1日500円~600円(税別)
  • 小学生以下:1日300円~400円(税別)
  • 漢方薬は生薬の質・内容・時期などによって価格が変動いたしますのでご了承ください。


漢方薬の煎じ方、飲み方などのご説明

漢方薬の服用にあたって、飲み方、煎じ方、生薬の使い方などを初めての方にもわかりやすくご説明いたします。      


アフターケア

お客様の症状が緩和・改善されるまで、漢方薬による治療はもちろんのこと生活習慣・食習慣のアドバイスを行わせていただきます。

服用されるに従い、体調・症状が変わってくる場合があります。季節・気候の変化にも左右されることもあります。飲み始めてからの様子をお教えください。お薬の効果を確認し、適切な治療を行うために必要なこととなります。
症状の変化・疑問点などがございましたらお気軽にご連絡ください。